今日の修理は
ホワイトゴールドダイアモンドリングの
サイズ直しです。
7号を2号へ。かなり小さくします。
お客様は大幅なサイズダウンなので
できるかどうか心配されてましたが
できるんです。
もちろん、どんなリングでもこのような
大幅なダウンができるとは言い切れませんが
ほぼ大丈夫です。
でも、ホワイトゴールドにはひとつ問題があって
それがメッキです。
ホワイトゴールドの製品はほとんどがロジウムメッキ加工されています。
そもそもホワイトゴールドというのは
純金75%に
パラジウムというプラチナ系の金属と銀を12.5%づつ
の合金です(飾工房では)。
簡単に言うと金に白い金属を混ぜた合金。でも純金がメインなので
いわゆる完全な白色にはならず、もともとは薄い黄色(金色)。
それにロジウムメッキを施して、白く見せているのです。
メッキをすることで変色防止にもなります。
修理などの加工をするとそのメッキがとれてしまい、
写真のように黄色っぽくなってしまいます。

で、最後に改めてロジウムメッキをかけるとこんな感じになります。

そのため、通常のサイズ直し価格に、メッキ代が加算されます。
ホワイトゴールドをサイズ直しされて
高い!と思った人も多いと思いますが、
こういう理由で、しょうがないんです。
ちなみに飾工房料金は今回1500円でした。
これは激安。
でもこのまま金相場が上がり続けると
この価格ではできなくなる可能性が高いです