飾工房

飾工房:貴金属加工専門店

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブログランキング・にほんブログ村へ | スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

幅の広いリングのサイズ直し

こんにちは、職人のヨメです。

今回はリングのサイズ直しの中でも
幅の広いリングの直しについて
ご紹介させていただきたいと思います。

今回はこちらのリングを
3号大きくするようです。
リングのサイズ直し

まずは切って


地金を足して、くっつけて


削って仕上げて、完成。
所要時間はだいたい30分くらいでした。

このような幅の広いリングも
問題なく修理できます。
と、いう説明はいつもと同じなのですが
今回はもう少し突っ込んで
実際の加工の方法について
お話させていただきたいと思います。

リングをカットして
大きくする分の地金を付け足す、と
簡単に説明しましたが
これが実はなかなか
簡単ではないようなのです。
ここらは分かりやすいように
絵でご説明したいと思います。
下手くそな絵でごめんなさい。

まずはカット。
が、この切り口が問題


サイズを大きくするために
このように両側へ広げますが

そうすると、必然的に円は歪みます。
元はまん丸だったのが、楕円に。

楕円になると
切った時には真っ直ぐだった切り口の断面も
角度が出て、斜めになってしまうのです。
お分かりいただけるでしょうか。
(下手な絵で切り口部分の拡大を
 おおげさに表現しております)


そのため、追加する地金はあらかじめ
この角度に合わせて削っておくのだそうです。
要はこんな感じみたいです。


そう言われてみればなんとなく
追加した地金の角度が、まっずぐではなく
斜めになっているような

なるほど、と思いましたが
私はこれを知った時、びっくりしました。
理屈は、分かるのですが
切った断面の、ほんのわずかな角度を
感覚だけで合わせていくなんて……

でもこの、地味とも思える精密な作業を
正確にやらなければ
仕上がりに差が出てしまうみたいです。

矢印のあたりが地金を足した部分だそうです。

跡も歪みも凸凹も全くない。
アッパレ!




ブログランキング・にほんブログ村へ | 修理 | 20:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://kazarikoubou.blog43.fc2.com/tb.php/545-f843cd6d

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。